見聞録と食べた物の魚拓

You’re what u eat. をかしモノ、食べたモノ、けったいなモノを記録したい。

首都での散財と新疆中華

 

Christmas 休暇で3連休。日頃撮り貯めた、中年現地採用会社員のお洒落じゃない日常写真をお披露目する機会が欲しいと、常々思っていたところなので、立ち上げました。昨晩、登録だけして、これが初稿。

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浮かれて買って、雰囲気で開けたM&S銘のBio Prosecco。炭酸入り白ワインの名に違わぬ軽さだったが、さすがM&Sが肩入れしただけあり、次の日でもしゃばい白ワインとして飲める器量でした。街で殆どBioワインにお目にかかる機会がないので、酒税運賃が載って直換算2000円ちょいならば、上出来です。しかし私の一週間分の食費よりも高いと思うと、アホらしくてよう買わん、ですが。

 

試作記事一発目。

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こんな風呂場で、事務用ジップポリ袋に入れたiPadを持ち込み、ぽちぽちやってます。

写真、2枚上げるだけで30分経ってしもうて、湯も冷めてきております。差し湯をしつつ、続行。

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明日の午前中に予約が取れた首都での事務処理のため、早起きしたないさかい、自腹での前ノリ前泊です。Hilton Gold会員なので、素泊りで予約しても朝ごはんをオマケで付けてもらえる素敵仕様。

Check-in時に、Goldだから、ってちょいと広い角部屋を充てがってくださいました。

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宅で果物と昨晩の残り物を食べ切って、2時間ちょい高速道路でぴゅーと来て、去年一度訪ねて大ファンになった、この邦では貴重な直系(?二世三世じゃないって意味で)のウイグル系中国料理屋で打包。

新疆料理屋の真骨頂、文字通り注文後に「拉麵」してくれる店なんだが、Take awayのみの業態になっていた。前回の来訪時には英語の達者な息子と思われる青年がお給仕してくれたんだが、今回は移民初代の親父さんだけ=中国語のみでの発注となる。職場で聞き齧った発音だめだめなカタコト普通語と、東洋の神秘である筆談で乗り切った。

脂っぽくてもちもちぎゅうぎゅうの手延べ麺が美味しかったので、なんぼ自動車で5km弱とは言え、拉きたて茹でたての麵を持ち帰って食べる不粋が忍びなく、何種類かある絶品の羊の和え麺ではなく、前回食べられなんだ凉皮と烤包子を購入せり。

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両方とも作り置きされてたらしく、御不浄借りて、ふわふわしてたら親父さんが私の硝子容器を持って調理場から登場。到着から10分程で納品。実に迅速。

包子は、お品書きに「揚」とあったため警戒して2個だけ買い求めたが、嬉しいことに烤に偽り無く、オーブン焼でした。紙袋越しに香る羊。鳥獣を食べなくなって久しいが、羊だけは私基準で買う価値があり食べられる屍肉に認定されている。

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凉皮は、本葛の葛切りに似たような何とも言えない澱粉系の歯切れの良い引き。何の粉なんか知らんが、蒸してから油が塗されてあって、結構ぎっとり。粉もん自体に塩味がつけられてあり、単体でも美味しくいけるが、このタレが絶品でした。この邦では妙に甘さと辛さだけが立ってるべたべたしたけったいなヤツが幅を利かしているが、ここのはしっかり塩酸麻辣が出てて、いい香りでシャキッとしていて、嬉しくなった。このタレだけ買いたいくらい。

前回の来店時に、給仕の青年が、緑豆粉が原料って言ってたような気がしてきたので、今日のところは凉粉は緑豆粉の蒸し物ということにしておきます。

Restoran Al Amin Xinjiang
010-566 4012
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